老犬ホームの料金は、小型犬の月額で中央値およそ7万円。多くの施設が月5.5万〜11万円の帯に収まります。ただし下は月3万円台から上は月21万円まで、同じ「老犬ホーム」で6倍近い開きがあります。
この記事は、全国の老犬ホーム・老猫ホーム120施設を調査し、公式サイトで犬の預かり料金を確認できた48施設の公表値をもとに書いています。平均値だけを眺めても施設選びには使えないので、施設名を出した料金比較表と、パンフレットの月額だけでは見えない「実際に払う金額」の内訳、そしてケース別の総額シミュレーションまで分解しました。
調査の概要:調査対象=全国の老犬ホーム・老猫ホーム120施設(ポータル掲載施設+独自調査で発掘した施設)。うち公式サイトで犬の料金を数値で確認できた48施設を「実測」として集計。調査日=2026年8月17〜18日。金額の税込・税別は各施設の表記に準拠。料金は定期的に再調査して更新します。
先に結論をまとめます。
- 小型犬の月額相場:5.5万〜11万円(中央値約7万円)
- 短期・一時預かり:1泊4,000〜13,000円が中心(施設により幅あり)
- 終身(生涯)一括:金額を公表していたのは10施設。90万〜180万円台が中心。ただし入所年齢の条件次第で47万円台〜1,700万円超まで変わる
- 表示月額のほかに、入所金・介護度加算・医療予備費が乗る。要介護の犬は表示月額より月2.75万〜18万円高くなる前提で見積もる
老犬ホームの料金相場【全国48施設の実測サマリ】
まず全体の相場観です。
| 項目 | 相場(実測48施設) | 補足 |
|---|---|---|
| 月額(小型犬) | 5.5万〜11万円(中央値約7万円) | 最安3.6万円〜最高21万円 |
| 月額(中型犬) | 小型犬の1.1〜1.3倍 | 例:小型6.6万→中型7.7万円 |
| 月額(大型犬) | 小型犬の1.2〜1.7倍 | 30kg超は「要相談」の施設が多い |
| 短期・一時預かり | 1泊4,000〜13,000円が中心(1,000円台〜18,000円まで幅あり) | 日帰りデイケアは1,600〜7,000円が中心 |
| 入所金・預り金 | 0〜63万円 | 「なし」の施設も多い。中身の確認が必須(後述) |
| 医療予備費 | 3万〜30万円 | 治療費の前払い。未使用分は返金される施設が主流 |
| 介護度加算 | 定額型=月2.75万〜18万円/比率型=月額の+50〜100%/日額型=1泊+500〜1,800円 | 加算方式が施設で違う(後述) |
| 終身(生涯)一括 | 90万〜180万円台が中心(公表10施設) | 入所年齢の下限条件で大きく変動 |
月額の分布は「7万円前後を軸に、地方5万円台・都市部10万円超」
実測できた施設の小型犬月額で、最も安いのは京都府京丹波町の施設の月36,300円〜(入会金なし・日割り利用も可)。最も高いのは東京都新宿区の施設の月210,000円〜(要見積り制)でした。中央値は約7万円です。
終身一括は「年齢条件」を見ないと比較できない
生涯預かりの一括料金は、入所できる年齢の下限で金額がまったく変わります。
- 愛知県の施設:生涯475,000円 → ただし14歳以上限定
- 岐阜県の施設:生涯1,801,000円(税別)→ 10歳以上から
- 広島県の動物病院併設施設:終身一括制のみで、15歳以上なら150万円、10歳なら582.5万円、0歳なら1,747.5万円(小型犬・税別)
「生涯47万円」と「生涯180万円」を並べて安い方を選ぶ、という比較は成立しません。預かり期間が何年になりそうかを施設側がどう見積もっているかが価格に織り込まれているためです。
→ 関連記事:老犬ホームの終身預かりとは?費用相場と契約前に確認すべきこと【実測データ】
「表示されている月額」と「実際に払う金額」は違う
老犬ホームの料金で一番つまずきやすいのがここです。公式サイトの月額は健康な犬の基本料金であることが多く、実際の支払いには次の5つが上乗せされます。
① 入所金・預り金は「返ってくるお金か」で3種類に分かれる
入所金・保証金・預り金・治療予備費・初期健診代。施設によって呼び方はバラバラですが、実測した範囲では中身は3種類です。
- 治療費の前受け:入院・通院に備えた預け金。未使用分は退所時に返金される
- 葬儀費用の前受け:火葬・供養費を先に預かる方式。新潟県の施設は入所金16.5万円に治療代・葬儀代まで含みます
- 返金されない初期費用:初期健診代3万円(返金なし)、入居金1万円(返金なし)など
同じ「入所金10万円」でも、返ってくるお金か、返ってこないお金かで実質負担がまるで違います。契約前に必ず「この預り金は退所時にどう精算されますか」と確認してください。
② 介護度加算の方式は3系統。まず自分の施設がどれかを確認する
寝たきり・食事介助・オムツ交換などが必要になると加算されます。実測で確認できた方式は3系統で、どの方式かによって重度時の総額が大きく変わります。
| 方式 | 実例 | 金額感 |
|---|---|---|
| 定額加算型 | 東京都大田区の施設:軽度+27,500円/中度+55,000円/重度+82,500円(月・税込)。東京都足立区の施設:軽度+6万/中度+12万/重度+18万円(月) | 月2.75万〜18万円 |
| 比率型 | 岡山市の施設:介護1で基本料+50%、介護2で+100% | 月額が1.5〜2倍に |
| 日額加算型 | 香川県の施設:介護レベルに応じ1泊+500〜1,800円 | 月1.5万〜5.4万円 |
比率型の施設で基本月額9万円なら、要介護時は月13.5万〜18万円。定額加算型でも月2.75万〜18万円が上乗せされます。逆に、介護費を月額に含めて「加算なし」を明言する施設(新潟市・静岡県袋井市などで実例あり)もあります。老犬は預けている間に介護度が上がっていくものなので、入所時の料金ではなく「重度になったときの総額」で比較するのが正解です。
③ 医療予備費は3万〜30万円。精算返金型が主流
急な通院・投薬に備えて先に預ける方式が主流です。使った分だけ差し引いて退所時に精算・返金されます。神奈川県横須賀市の施設には保証金30万円(死亡・退所時に返金)という例もありました。
④ 行為単位のオプション費は「毎日発生するか」を見る
投薬1日300円、インスリン投与1回550円、点滴1回1,100円、夜間見守り5割増、時間外送迎1,500円〜など。1件は小さくても、毎日発生する項目は月に数千〜数万円になります。
⑤ 消耗品・その他
オムツ・ペットシーツ代(月3,300〜5,500円)、フード持参の要否、繁忙期加算(お盆・年末年始+10%前後)、送迎費。フード・ワクチン・トリミング込みの施設と全部別料金の施設があるので、月額の中身の確認が必要です。
契約形態は6タイプ——どれを選ぶかで総額が変わる
48施設の料金体系を分類すると、契約の形は6タイプに整理できます。
| タイプ | 仕組み | 向いている人 |
|---|---|---|
| ① 月額型 | 1ヶ月ごとに支払い | まず試したい。期間の見通しが立たない |
| ② 期間パック型 | 3・6・12ヶ月の一括前払い。長いほど月割安 | 半年以上の預かりが確定している |
| ③ 終身一括型 | 生涯分を一括払い(90万〜180万円台が中心) | 最期まで任せると決めている |
| ④ 日額積み上げ型 | 1泊単価×日数。長期ほど単価が下がる施設も | 短期・不定期の利用 |
| ⑤ 入居一時金+月額の二階建て型 | 一時金(償却あり)+毎月の飼養費。老人ホームに近い設計 | 都市部で医療体制重視 |
| ⑥ 年齢連動型 | 入所時の年齢で入所金・月額が変わる | 高齢での入所なら割安になる |
注意したいのは②と③です。一括前払いは月あたりで見ると割安ですが、途中で愛犬が亡くなった場合の返金条件が施設ごとにまったく違います。
- 京都市の施設:預かり開始から30日以内の死亡は90%返金、以後30日ごとに段階減額、90日を超えると返金なし
- 兵庫県明石市の施設:1ヶ月払いは返金なし、3ヶ月は10日以内、6ヶ月は45日以内、12ヶ月は90日以内の死亡のみ差額返金
- 香川県の施設:「途中解約等による返金は行わない」と明文化
実測した施設のうち、途中解約・死亡時の返金条件を数値で公表していたのは約3分の1しかありません。老犬ホームは看取りまでの利用が前提のサービスです。返金規定が書かれていない施設では、契約書で必ず確認してください。
ケース別・総額シミュレーション【実測値で計算】
「自分の犬の場合、結局いくらか」を、実在する施設の公表料金でそのまま計算しました。
| ケース | 施設の実例 | 内訳 | 総額 |
|---|---|---|---|
| 12歳・小型犬・介護なし・1年預ける | 山口県宇部市(地方・期間パック型) | 1年パック434,000円+入居金10,000円+医療予備費30,000円(残額返金) | 約47万円(月換算約4万円) |
| 13歳・中型犬・要介護中度・都内で6ヶ月 | 東京都大田区(二階建て型) | 入居一時金528,000円+飼養費528,000円+介護加算(中度)198,000円+医療予備費100,000円(未使用分返金) | 約135万円(月換算約22.5万円) |
| 15歳・小型犬・最期まで任せる | 茨城県つくば市(終身一括型) | 入所金110,000円+終身一括950,400円+治療費前払い33,000円(死亡時残金返金) | 約109万円 |
※金額はすべて税込・2026年8月時点の公表値。同じ条件でも施設の方式で総額が2倍以上変わるのがこの表の要点です。
施設名つき料金比較表【全国48施設から抜粋】
料金を公表している代表20施設を北から順に並べました。金額は2026年8月時点の各施設公式サイトの公表値です(最新の金額・適用条件は各施設にご確認ください)。
| 施設名 | 所在地 | 小型犬の月額 | 中型犬の月額 | 入所金・預り金 | 介護度加算 |
|---|---|---|---|---|---|
| ニャンワンクラブ | 仙台市 | 77,000円(税込) | 88,000円 | 記載なし | 高齢+2,200円/泊ほか |
| 桑原動物病院 老犬ホーム | 群馬県前橋市 | 6ヶ月687,500円〜(税込・月換算約11.5万円) | 6ヶ月 約21.5万円/月〜 | 記載なし | 記載なし |
| 老犬ホーム スマイルフラワー | 千葉県千葉市 | 55,916〜140,000円(税込) | 同左(小・中型区分) | 記載なし | 介護度で幅 |
| 九十九里パーク | 千葉県九十九里町 | 66,000円(税込・全サイズ同額) | 66,000円 | 記載なし | 記載なし |
| 東京ペットホーム | 東京都大田区 | 143,000円(税込・マンスリー) | 176,000円 | 6ヶ月プランのみ入居一時金330,000円〜 | 軽度27,500〜重度82,500円/月 |
| シニアDOGハイム | 東京都足立区 | 165,000円 | 198,000円 | 医療予備費50,000円 | 軽度6万〜重度18万円/月 |
| オレンジライフ湘南 | 神奈川県平塚市 | 90,000円(2026年9月1日から98,000円) | 98,000円(同・110,000円) | お預り金60,000円(精算返金) | 行為単位(インスリン550円/回・点滴1,100円/回等) |
| 動物病院ヘルスペット | 神奈川県横須賀市 | 96,000円(税別) | —(15kg以下の小型犬・猫のみ) | 保証金300,000円(返金) | 記載なし ※新規入居は中止中(2026年8月確認) |
| しっぽフリフリ | 相模原市 | 98,000円 | 103,000円 | お預かり金80,000円(精算返金) | 行為別 各1,000円/月(排泄補助・食事介助・医療的処置) |
| わんダーらん | 新潟市 | 88,000円(税込) | 99,000円 | 入所金165,000円(治療・葬儀代込み) | なし(月額込み) |
| 老犬ホーム暖家 | 岐阜県揖斐川町 | 61,600円(税込・終生用月払い) | 72,600円 | 預り金60,000円+保証金100,000円(返金) | 記載なし |
| ワンワン・パラダイス | 愛知県新城市 | 52,000円(税込) | 63,000円 | 保証金100,000円(短期のみ・返金) | なし(重度は入所不可) |
| 老犬ホーム あん | 京都府京丹波町 | 36,300円〜(税込) | コースによる | 入会金なし | 記載なし |
| 老犬介護ホームろうたす | 京都市 | 66,000円(税込) | 77,000円 | 預り金100,000円 | 記載なし |
| 老犬介護ホーム メロー | 大阪市 | 99,000円(税込・小中型) | 99,000円 | 治療予備費50,000円(返金) | 介護度に応じ追加 |
| 老犬ホームJiJi | 兵庫県たつの市 | 45,000円(税別) | 50,000円 | 保証金100,000円(残金返金) | 記載なし |
| Dogケアハウス伝 | 山口市 | 49,500円(税込) | 55,000円 | 記載なし | 半介助+5,500円/全介助+11,000円(月) |
| Mommy Society | 岡山市 | 55,000円(税込・通常) | 77,000円 | 保証金50,000〜100,000円 | 介護1で+50%/介護2で+100% |
| 老犬ホーム・KOMUGI | 山口県宇部市 | 56,000円(税込) | 62,000円 | 入居金10,000円(返金なし)+医療予備費30,000円(返金) | 夜間対応+7,000円/月・看取り加算8,000円 |
| 老犬ホームぱーとなー | 佐賀県唐津市 | 半年350,000円(税別・一律・月換算約5.8万円) | 同左 | 病院予備費30,000円(残金返金) | 健康状態で変動 |
約3割の施設は、公式サイトを見ても料金が分からない
調査時点の79施設のうち、公式サイトで料金を確認できたのは48施設でした(その後の追加調査でDBは120施設になっています)。残りは「料金非公開(要問い合わせ)」か、そもそも公式サイトが存在しない・ドメインが失効している施設です。
料金を公開していないことが悪いわけではありません(犬の状態で金額が変わるため、個別見積りにしている施設が多いのも事実です)。ただ、比較検討の段階では料金を公開している施設から見学候補を絞るのが現実的です。
→ 全施設の料金と介護対応は:全国の老犬ホーム一覧【120施設・料金実測つき】
サイズと地域でこう変わる
大型犬は小型犬の1.2〜1.7倍
食事量・排泄量・介助の体力負担がそのまま価格に反映されます。京都市の施設は超小型55,000円→大型88,000円(1.6倍)、兵庫県明石市の施設は小型66,000円→大型110,000円(1.67倍)。30kg超の超大型犬は「要相談」扱いの施設が大半で、受け入れ先自体が絞られます。
地域差は最大3〜4倍。「遠方に預ける」という選択肢がある
実測した小型犬月額を地域別に並べると、次のようになります。
| 地域 | 小型犬月額の実測レンジ | 実測施設数 |
|---|---|---|
| 北海道・東北 | 77,000円(月額型の実測は仙台の1施設。札幌は日額型・非公開が中心) | 2 |
| 関東 | 55,916〜210,000円 | 13 |
| 中部・東海 | 52,000〜95,000円 | 4 |
| 関西 | 36,300〜110,000円 | 9 |
| 中国・四国 | 45,000〜72,000円 | 5 |
| 九州 | 58,000〜100,000円 | 5 |
都心の施設は月14万〜21万円、地方には月3.6万〜6.6万円の施設があります。遠方の施設に預ける場合のネックは面会ですが、全国送迎に対応する施設(静岡県沼津市、広島市、香川県さぬき市など)や、日々の近況報告を月額に含む施設もあります。「近所の施設に短く預ける」か「遠方で無理のない金額で最期まで任せる」かは、面会の頻度をどれだけ重視するかで決まります。
費用を抑える4つの現実的な方法
① 地方×送迎対応の施設を候補に入れる
月5万円台以下の実例だけでも、京都府京丹波町(36,300円〜)、兵庫県たつの市(45,000円・税別)、広島市(45,000円〜・税抜)、山口市(49,500円)、山口県宇部市(56,000円)と、全国に選択肢があります。
② 期間パックの割安さと返金リスクを天秤にかける
山口県宇部市の施設は月払い56,000円に対し1年パックは434,000円(月換算約36,000円)と35%安くなります。ただし前述のとおり、一括前払いは途中で愛犬が亡くなった場合の返金条件次第で逆に高くつきます。「月換算でいくら安くなるか」と「返金条件」をセットで比較してください。
③ いきなり終身契約をしない——まず1泊から
実測48施設のうち42施設に1泊4,000〜13,000円の短期預かりか日帰りデイケアがあります(残り6施設は最短1ヶ月から・終身専門など)。順番は「1泊→1週間→1ヶ月→長期」。犬との相性・報告の質・スタッフの介護スキルを確かめてから長期契約に進めば、高額な一括前払いで失敗するリスクを避けられます。飼い主さんの休息のための利用も、まず短期から始められます。
→ 関連記事:老犬の短期預かりはどこに頼む?1泊からの預け先4つと料金実測データ
④ 「重度になったときの総額」で施設を比べる
基本月額が安くても、介護度加算が比率型(+50〜100%)の施設は、寝たきりになった時点で定額加算型の施設より高くなることがあります。見学時に「要介護で最も重い状態になった場合、月額はいくらになりますか」と聞いてください。料金非公開の施設に問い合わせる場合も、この質問に「入所時の金額」「要介護中度の金額」「最重度の金額」の3点で答えてもらうと、施設間の比較ができます。
見学・契約前に確認したい費用チェックリスト
実測48施設の料金体系の違いから、契約前に確認すべき項目を7つに絞りました。
- 介護度加算の判定基準と金額表——誰がいつ判定し、上限はいくらか
- 途中解約・死亡時の返金条件——一括前払いの場合は特に。数値で書面に残っているか
- 入所金・預り金の精算方法——返ってくるお金か、返ってこないお金か
- 月額に含まれるもの——フード・オムツ・ワクチン・トリミングは込みか別か
- 医療費の扱い——提携動物病院の有無、通院代行の費用、医療予備費の精算方法
- 看取り・葬儀の費用——看取りの加算を単独料金で明示していたのは実測で1施設(8,000円)、火葬・供養までの死亡時費用を金額提示していた施設が別に1施設。大半は個別確認が必要。火葬・供養は誰がどう手配し、いくらかかるのか
- 面会・送迎・報告のルール——面会の頻度制限、送迎の距離と料金、日々の報告方法
老犬ホームの料金でよくある質問
Q. 途中で愛犬が亡くなったら、料金は返金されますか?
施設によってまったく違います。日数に応じて段階的に返金する施設、プラン別に返金期限を設ける施設、返金なしと明文化している施設まで実例があります。実測では返金条件を公表している施設は約3分の1でした。契約書の返金条項は必ず確認してください。
Q. ペット保険は使えますか?
加入している保険会社への確認が必要です。一般に、老犬ホームの預かり料金そのものは補償の対象になりにくく、滞在中に動物病院で受けた治療費が補償されるかどうかも契約内容によります。
Q. 1週間だけ・日中だけの利用はできますか?
多くの施設でできます。実測48施設のうち42施設が1泊4,000円〜の短期預かりや日帰りデイケアを設けています。飼い主さんの入院・出張・介護疲れの休息での利用も一般的です。ただし最短1ヶ月からの施設や終身専門の施設もあるため、短期利用の可否は最初に確認してください。
Q. 支払いは分割できますか?
支払い方法を公表している施設は少数です。実測では「契約時に現金一括のみ(分割不可)」と明記する施設もありました。月額型・日額型の施設を選べば実質的に支払いを分散できます。一括前払いのプランを検討する場合は、支払い方法と返金条件を契約前に確認してください。
Q. 公的な補助金はありますか?
今回調査した範囲では、老犬ホームの利用料を対象にした公的な補助制度は確認できませんでした。費用を抑えるなら、本文で紹介した「地方×送迎対応」「期間パックと返金条件の比較」「短期から段階的に」「重度時の総額で比較」の4つが現実的です。
老犬ホームの料金は「月額いくら」だけでは比較できません。入所金の中身・介護度加算の方式・返金条件の3点まで見て、まず1泊の短期利用から試す。それが、金額でも後悔しない施設選びの手順です。